【ネット限定】 ●極上和本YM4586●岩館往来 往来物 出羽国山本郡岩館村 秋田県八峰町 稀書往来物 和書

■岩館往来（仮称）

【判型】大本1冊。菅茶山著 木村渫庵校『筆のすさび』（全4冊揃）安政4年 太田屋六蔵他刊 江戸時代和本。縦244粍。写本『勧殖桑養蚕書外題・豊国書』文政8年 樋口雄貞誌（信濃國松島）江戸時代写本 長野県伊那地方養蚕業。

【作者】不明。※よろこびの春　宮路吉甫喜寿祝歌集　滋賀県蒲生郡中野村宮路直一（現東近江市）　姉小路良子・宮内省御歌所寄人良大口鯛二・須川信行等。

【年代等】文政頃書。古屋芳雄『民族淘汰論』岸田劉生・武者小路実篤らと交友した作家 国立公衆衛生院長をつとめた公衆衛生学者。

【備考】分類「往来物」。ふり分かみ。文政頃に書かれた江戸浅草田原町の藤田兼（カネ、東鱗館女門人）を始めとする藤田家子弟が使用した手習本32冊中の1冊。岡山京橋御作事御書出留帳　松本済堅　享保辰八月　纏図。『岩館往来』は、出羽国山本郡岩館村（秋田県八峰町）の地誌を扱った往来物。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　三議一統　上　　古文書。原題は不明。長谷川伸旧蔵書『大分聯隊区管内に於ける郷土戦史の研究 第1輯』昭和2年 帝国在郷軍人会大分支部刊（大分県大分市）戦国時代戦史。内容から仮称を付した。浅草吉原ほか地図多数・解説入 江戸の名所案内「再校江戸砂子」明和9年 菊岡沾涼 7冊☆千住湯島谷中四谷渋谷など和本江戸時代資料 B245yn。「岩館口は奥羽西海の境にして、霧山の城（主金子家忠の末葉多賀谷うじ代々の固所也。旅順駐留記念写真帖　第六中隊　大正時代。有衛崎、立岩抔有りて要害の地なり…」と起筆して、霧山城（檜山城とも＊秋田県能代市）の由来や、親不知・子不知など周辺の名所旧跡や宝物などを紹介しつつ、出羽国山本郡岩館村（秋田県八峰町）から出羽国山本郡能代（秋田県能代市）に至る沿道の地名や風趣を綴る。顕意『一乗海義要決 二道血脈図論 二本合冊』文政2年刊 江戸時代和本 浄土宗 仏教書 仏書 菩薩蔵頓教一乗海義要決。本文の所々に「朝霜に光りて寒し鮭のこけ」、「いつかこの蚊の浦阪のかわくらん」などの俳諧数句を挟む。東洋閨範烈女伝。また、「亜美理賀をとんと押ひの台場有り。まくり　松村呉春。八千代椿の村なれば、唐船番もいかめしく、上りは往来の船々をしらべて通し沖ノ口…」と能代唐船番所についての記述も見え、末尾を「…皆がこゝろも落合て、勿（忽）能代へ着にけり。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　馬書　古文書。先づ一ぷく致しませう」と結ぶ。送料込み、1859年版。江戸時代の和本「阿蘭陀国条約並税則・日蘭修好通商条約」全1巻、金幸堂、綴じほつれ有、安政五カ国条約、不平等条約。

★原装・状態良好。東里山人作 歌川英泉画『出謗題無智哉論 三篇』文政8年岩戸屋喜三郎版 江戸時代和本 浮世絵・錦絵。稀書（他に所蔵無し）。老子形気。