最高の品質 ●極上和本YM4710●〈至孝〉自然生［伊賀国東条村孝子留松伝］（明治期再刊）稲垣景直編 石門心学 和書

■〈至孝〉自然生［伊賀国東条村孝子留松伝］（明治期再刊）

【判型】半紙本1冊。『新刃名鍛冶番附』安永7年 北奥甚助蔵版 元袋付 刀剣番付 日本刀資料 江戸時代和本 畳物一舗。縦240粍。『文政再版 続江戸往来』森屋治兵衛刊 江戸時代和本 往来物 江戸案内書 絵入本。

【作者】稲垣景直編。観世清廉校訂「観世流謡本」33冊セット 明治時代和本 シテ方観世流能楽師 23世観世宗家。信美（談・窓塵翁）跋。長谷川伸旧蔵書 江風散士『正調安来節の踊り方と唄ひ方』大正10年 奥村久太郎（島根県松江市）民謡 俗謡。

【年代等】天明4年2月、岸勝明序。超逸品珍品江戸期鎮魂帰神法文書神降ろし梓弓審神者神道英霊の声本田親徳陰陽道神道霊学オカルト。天明4年2月刊。顕意『一乗海義要決 二道血脈図論 二本合冊』文政2年刊 江戸時代和本 浄土宗 仏教書 仏書 菩薩蔵頓教一乗海義要決。［伊賀］文弘堂板（後印本蔵板者）。横山蘭蝶（津田蘭蝶）『断香集』文政9年序 絳雪吟窩蔵版 漢詩集 江戸時代和本 金沢の女性漢詩人 石川県金沢市郷土資料 横山政孝 横山致堂。明治以降再刊（「孝子留松建碑事務所」の朱印を押す）。ハ0/教化資料集 第一編 教化団体連合会 大正14年。

【備考】分類「心学・伝記」。■『黑手組戸澤助六』春錦亭柳櫻口演。酒井昇造速記。明治23年初版。大阪心齋橋駸々堂發行。ボール表紙本。歌舞伎演目とは異質のStory。。『〈至孝〉自然生［伊賀国東条村孝子留松伝］』は、伊賀国阿拝（アエ）郡国府の郷、東条村（現・三重県伊賀市東条）小百姓忠七の娘りん（輪）と養子佐吉との間に生まれた2人兄弟の弟、留松の孝子伝。N/殉職福岡巡査部長彰功録 江川警察署編纂 昭和15年 非売品 /愛知県名古屋市事件警察官/戦前古本古書。留松は病気の祖父・母のために幼いながら孝行に尽くした。☆E0014和本江戸期加治流兵法写本「工夫双紙」巻1～6の6冊/加治胤禎(加治紫山)/古書古文書/手書き。その孝心が讃えられ上野城にて褒美を授かるまでの経緯を記す。東洋閨範烈女伝。／留松は、東條村の貧しい家に生まれ、早くに父を失ったため、幼い頃から病気の祖父と難病の母に孝養を尽した。日本帝国 郵便規則罰則及貯金預規則　明治9年。母の死後も、祖父の面倒を見ながら、両親の墓を毎日大切に守ったため、天明3年(1783)に藩主よりその孝心が認められ褒美を頂いた。f24022002〇錦絵 彩色木版画 東京明細図会 歌川広重 駿河町三井 富士山 三井銀行 三越 丸鉄板 明治初期〇和本古書古文書。その直後に刊行されたのが『至孝自然生』であり、留松が褒賞されるまでの経緯や、周囲の村人達の様子などが詳しく描かれている。f240502006〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都両ごく 東京都墨田区両国 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。それは著者の稲垣景直が留松の褒賞に直接関与した人(大庄屋）であったことにもよる。岩垣松苗・菊池純（菊池三渓）編『国史略』（全十五冊揃）明治11-13年 藤井孫兵衛刊明治時代和本 日本史。なお、本書のほかにも留松の伝記は多く、「孝子伝」として4度も書かれたのは留松だけである。寛政年中異國物語　漂民御覧之記　侍醫法眼／桂川甫周國瑞誌。いずれもほぼ同じ内容だが、『至孝自然生』の書名は、作者が留松を評した「是天性自然と云つべし」に由来する。貝原好古『和漢事始』（8冊＝「和事始」五巻附録一巻+「漢事始」全六巻）元禄10年序刊 江戸時代和本 日本・中国辞典 青山花茂本店旧蔵書。9歳ながら己を顧みず、ひたすら祖父と母に尽くした留松を目の当たりにし、彼の孝心は「天から授かった、全く生まれながらのものであると言わざるを得ない」という感動をそのまま題名にしたようである（三重県立図書館HP参照）。和本『韻府古篆彙選　5冊揃』　西陵陳策嘉謀父纂　博文館　明治36　　落款。本書とほぼ同時期に、鎌田一窓作、天明4年跋・刊『〈伊州東条〉孝子留松伝』が京都で刊行されたが、底本は伊賀板（田舎板）で極めて稀少なもの。根岸武香蒐集『古票吾志記』（全5冊揃）昭和6年序 日本燐枝錦集会刊 明治時代の復元燐票約2000枚貼込 マッチラベル。

★原装・刷外題・状態概ね良好。諸病秘書　写本　医学　蘭学　オランダ　古書和本古本和本　江戸期　NC。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。!!貴重 明治古書●「徳川幕府刑事圖譜」(色刷版画)●各頁に画題（上部和文・下部筆記体英文）●藤田新太郎:編・画●神戸直吉:刊●。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、明治期刊本が、15,000～25,000円】。奥田頼杖著 平野橘翁編『心学道の話』（9冊＝四編～六編） 江戸時代和本 石門心学書 印記「伊予今治城下 報命舎蔵書 広瀬清左衛門」。